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モンドセレクション2025 |

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    (其之36)

【猿の酒に救われた諸葛孔明】
南征に向かった蜀軍は、やがて瘴疫(しょうえき)という疫病に苦しむことになります。しかし、地元の人々はそのような病気の気配が無く平然としていました。諸葛孔明は不思議に思い、地元の長老を呼び出してその理由を聞いたところ、地元の山にはサルナシの実がたくさんなっており、これを猿が集めて猿酒にするらしく、その猿の真似をしてサルナシの酒を飲めば、瘴疫に苦しむことはないと答えました。
早速、諸葛孔明は兵士を山に送ってサルナシの実を集め、これを酒に漬けて兵士たちに与えました。すると疫病は癒され、蜀の軍は遠征を続ける事が出来たという事です。 |
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